たんぱく質ダイエット方法のやり方と注意点!オススメな食べ物は?

 

「ダイエット」と検索したことのない女性は

おそらくかなり少数派ではないでしょうか。

 

いつの時代も、テレビや雑誌、現代ですと

SNSでダイエットの話題が途切れる事はないと思います。

 

歴史を振り返っても、各時代ごとに流行った

ダイエット方法がありました。

 

日本でのイエットブームに一役買ったのは

1967年(昭和42年)、「ミニの女王」こと

ツィッギーの来日だと言われています。

 

世の女性はメディアの情報にも翻弄され、

ミニスカートを履くためにダイエットを始めました。

 

その後、70年代のダイエット用品ブーム(ルームランナーなど)、

80年代の単品食材ダイエット(リンゴダイエットなど)、

90年代のお手軽ダイエット(テーピングダイエットなど)

など、沢山のダイエット方法が現れては消えていきました。

 

現在の栄養理論に基づくダイエット方法が

現れるのは2000年代になってからです。

メタボリックシンドロームが問題となり、

政府は2002年に健康増進法を制定しました。

 

これにより生活習慣病に対する意識が高まる事で、

栄養バランスの取れた食生活、健康補助食品サプリメント

発売されるようになりました。

 

そして現在も、様々なダイエット方法が

様々なメディアで紹介されているという事になります。

 

さて、今回ご紹介するのはタンパク質を上手に

利用したダイエット方法になります。

 

たんぱく質が体にいいのは皆さんご存じだと思いますが

何を食べれば効果的なのか、カロリーはどうなのか

そういった所をご説明できればと思います。

 

 

目次

 

 

たんぱく質ダイエット方法のやり方やオススメな食べ物を4ステップで紹介!

 

たんぱく質だけに偏らない

 

たんぱく質ダイエットの目的は、

普段の食事で多く取りがちな炭水化物、脂質を

減らしてたんぱく質を多く摂る事にあります。

 

最近の主流は糖質(炭水化物)制限ダイエットです。

ただ、炭水化物を極端に制限してしまうと問題が生じます。

 

炭水化物は主に体を動かすエネルギーになります。

脂質もエネルギーになるので問題ないかと思いがちですが、

炭水化物が分解されてできるブドウ糖が、

脳の主たるエネルギー源になるのです。

 

その他、血糖値という言葉がある通り

血液にもブドウ糖が入っています。

低血糖になると貧血や、意識混濁を起こす可能性があります。

 

その為、たんぱく質ダイエットでは、適度な

炭水化物、脂質の摂取が奨められています。

 

 

②適度な運動をする

 

たんぱく質ダイエットの目的の一つに

筋肉量を落とさない、というのがあります。

 

糖質制限ダイエットの場合、血糖値が下がると

筋肉を分解してエネルギーにする「糖新生」という働きが起こります。

その為、せっかく体重が落ちたとしても、

筋肉が落ちてしまっている為、疲れやすくなったり。

 

そこで体重が落ちたからと食事を戻してしまうと

代謝量が落ちている為、太りやすくなってしまいます。

一般的にリバウンドと呼ばれる状態です。

 

それを防ぐためにたんぱく質を摂取するのですが、

摂取しただけでは体重は落ちません。

筋肉量を増やすためにウォーキング、水泳、ヨガなど

有酸素運動を生活に取り入れましょう。

 

 

③様々な種類のたんぱく質を摂る

 

何事も極端なダイエット方法は体に弊害を起こします。

たんぱく質が必要だからと納豆ばかり食べたりしないように。

 

動物性たんぱく質、植物性たんぱく質はそれぞれ

含まれる栄養素が異なります。

 

動物性たんぱく質は体の器官を作る働きが強い

必須アミノ酸を多く含みます。

 

植物性たんぱく質はビタミン、食物繊維が多く

体の器官を整えたり、消化や便通が促されます。

 

 

たんぱく質が豊富なオススメな食べ物

 

動物性たんぱく質には肉類、魚類、乳製品があります。

植物性たんぱく質には大豆製品、豆類などがあります。

 

その中で、たんぱく質の含有率が高い食品を

ご紹介していきましょう。

 

1日必要なたんぱく質の量は、その人の体重を

グラムに置き換えた数値が一般的です。

 

それを踏まえて、ご覧ください。

100g中、たんぱく質含有率が20gを超える食材です。

 

・肉類

生ハム、ササミ、ローストビーフ

・魚類

たらこ、いくらの魚卵類、イワシするめ

・豆類

きな粉、油揚げ

・乳製品

チーズ(パルメザン、プロセス、カマンベール)、脱脂粉乳

 

この中でするめは特に100g中69.2gのたんぱく質を含む

優秀な食材です、またチーズ類も軒並み30gを超える

食材ですので、有効活用していきましょう。

 

 

たんぱく質の具体的な働きとは?

 

たんぱく質は炭水化物、脂質と共に、

栄養の三元素と呼ばれる重要な栄養素です。

 

脂質や炭水化物が熱やエネルギーに使われるのに対し、

たんぱく質は筋肉や髪、皮膚や内臓などの体の器官を

作る重要な栄養素なのです。

 

筋肉を作る栄養素の為、基礎代謝を上げたり

免疫力を上げたりと、私たちの健康に欠かせない栄養素なのです。

 

その為、何も考えないで摂食だけでダイエットをすると

筋肉が落ちてしまい、基礎代謝が下がってしまう事に。

 

また、体を作る栄養素を減らすことで

瘦せたものの肌や髪のツヤがなくなり

以前よりも老けて見えてしまったりという事も。

 

その為にたんぱく質を上手に摂って、

健康的に痩せる事が大切です。

 

 

まとめ

 

たんぱく質ダイエットは、筋肉を維持して

代謝を高め、かつ運動とセットで行う事で

消費カロリーを高めるのが目的です。

 

ただ、たんぱく質を摂るだけだと体重は

落ちないので要注意です。

 

過剰に摂取してもカロリーオーバーになるので、

自分の体重に対して必要なたんぱく質の量を

把握することが必要です。

 

筋肉を維持し、肌ツヤ良く「痩せたね!」と

言われるダイエットが出来るように、

しっかりとたんぱく質ダイエットの方法を

把握して行っていきましょう。