激辛料理の体への影響がヤバイ！？知らないと後で後悔するかも（汗）
激辛料理、おいしいですよね。
食べ進めるにつれて流れる汗、辛さに中にあるうまみ…
やみつきになる人も多いのではないでしょうか。
そんな激辛料理ですが、食べた後に体調を崩す人もいます。
中には「のどが痛い」「おなかを壊した」という人も。
この記事では、激辛料理は体に悪いのかどうか、
食べる前にできる対策などをご紹介いたします。
しっかり準備して、おいしく安全に激辛料理をたのしみましょう。
目次
- 激辛料理が与える体への影響！これはヤバイ…
- 激辛料理を食べないほうが健康なのか？
- 激辛料理を食べる前にできる対策は？体への影響を最小限に！？
- 激辛料理を食べても平気な人はどういう仕組みなのか？
- まとめ
激辛料理が与える体への影響！これはヤバイ…
結論からいいますと激辛料理は体に良くありません。
辛み成分が胃や腸の粘膜を痛め、炎症を起こすことがあるからです。
辛みを生み出す唐辛子の主成分である「カプサイシン」は、
過剰摂取により以下のような症状を起こす可能性があります。
※個人差はありますが可能性があると言うことです。
カプサイシンの過剰摂取で起こりうる症状！
・胃液の過剰分泌がおき胃壁が痛む
・飲み込むときに通過する食道へのダメージで食道がんのリスク上昇
・痔の悪化
※カプサイシンは全身の粘膜に影響する
・腸の粘膜を刺激し下痢になる
・気道を刺激してぜんそくが悪化する
カプサイシンの過剰摂取は全身の粘膜を痛め、結果悪い症状につながることがあります。
激辛料理を食べる前に考えたほうがよさそうですね。
激辛料理を食べないほうが健康なのか？
激辛料理は体に悪いから食べないほうがよい、と言い切れるわけではありません。
なぜなら、辛み成分である「カプサイシン」は、
少量であれば食欲を促し、胃酸を抑え、粘膜の血液を増加させるという
体に良い効果があるからです。
覚えておきたいのは「何事も適量が一番」ということ。
激辛料理を食べるならば頻度を考えて、
どうしても続けて食べたいのならば辛みをマイルドにして食べましょう
激辛料理を食べる前にできる対策は？体への影響を最小限に！？
激辛料理を食べる前は、コップ一杯の牛乳を飲みましょう。
食道から胃、腸まで牛乳が通ることで保護膜のような役割をはたしてくれます。
とはいえ、牛乳を飲むことは
カプサイシンの直接的な刺激を減らすだけのことなので、
カプサイシンの過剰摂取によるダメージを完全に防げるわけではないということを
覚えておきましょう。
激辛料理を食べても平気な人はどういう仕組みなのか？
激辛料理を食べても「全然辛くない」と言う人がいますよね。
この理由として挙げられるのが、
「辛さ」はほかの味覚とは違い痛覚で感じるものだということです。
うまみや甘味は味覚で感じるので、痛覚とは違います。
つまり、どれだけ痛みを感じやすいかが辛さへの耐性につながるといえますね。
その他に、辛さ（痛み）は何度も経験すれば慣れるものなので
何度も辛い料理を食べたり、小さいころから食べ慣れたりしている人は
激辛料理を食べても平気な人が多いようです。
それとは別に、カプサイシンによる刺激に強いかどうか、
つまり胃腸の強さもかかわって来るでしょう。
まとめ
みんなが大好きな激辛料理について、
健康上心配な部分と、食べる前にできる対策を中心にご紹介しました。
激辛料理が大好きで、どれだけ食べても平気だ！という人でも、
知らず知らずのうちに粘膜にダメージを与え続けているということがわかりました。
辛みを感じるのが味覚ではなく痛覚という点で、
辛さには「個人の耐性度合い」と、「経験による慣れ」があることもわかりました。
何事も適量という言葉の通り、カプサイシンも少量であれば
健康に良い効果を期待できます。
激辛料理を食べるときは事前に牛乳を一杯のみ、対策したうえで臨みましょう。
また、加える辛さはほどほどに、
食べる頻度も考えるようにしたいですね。
自分の「食べたい」「好きだ」という気持ちに抗いすぎず、
適切な容量を守って、おいしく激辛料理をたのしみましょう(^^)
