洗濯機のカビ取り方法は重曹!?向かない理由&やり方をご紹介!

 

春が過ぎた5月末、季節の節目と言えば

梅雨入りですね。あまりこの時期が好きな人は

いないと思います。雨が降り、気温も上がる事で

蒸し暑く過ごしにくい時期ですからね。

 

梅雨の時期は、私たちの生活にかなり影響を与えます。

例えば洗濯物が乾かない、食べ物が傷みやすい。

 

そして梅雨の時期の大きな問題と言えば、

部屋などに生える「カビ」ではないでしょうか。

 

カビは25℃以上で、湿度が60%以上になると

繁殖しやすくなります。

6月の平均気温は26℃、雨が降ると

湿度は70%を超えるので、カビが繁殖しやすくなります。

 

それでは、家の中で一番カビが

生えやすい所はどこでしょうか?

 

それはお風呂場です。

僕はズボラな一人暮らしなので

気が付くと風呂場の床が黒いカビで一杯に…。

 

常に湿気があり、シャワーのお湯で室温も

上がる為、カビの温床になりやすいのです。

 

そして、家の中で湿度が上がりやすく

カビの温床になりやすい所がもう一つあります。

 

それが今回のテーマ、洗濯機です。

 

確かに、毎日水気に触れ、そしてカビの栄養分となる

垢や油分に触れている場所なのでカビが生えやすい場所なのです。

 

洗濯機は中の洗濯槽が回転し、洗濯、すすぎ、脱水をします。

カビが生えるのは、洗濯槽の内側です。

 

この時に入れ過ぎた洗剤と汚れや脂が結合し、洗剤カスになります。

カビはこの洗剤カスを栄養にして、やがて黒カビになっていくのです。

 

洗濯機にカビが生えると、洗ったばかりの

洗濯物なのに変なにおいがしたり、洗濯物に

黒いカスが付着したりします。

 

また、カビのついた服を着ると肌荒れを起こしたり

部屋干しをした場合、カビの胞子を部屋中にまき散らす事になります。

 

では、この頑固な洗濯槽のカビは

どうやって除去していけばいいのでしょうか?

 

様々なクリーナー、カビ取り剤が発売されていますが

今回は昔から使われている、重曹を使った

洗濯槽の洗い方を紹介していきます。

 

目次

 

 

重曹を使った洗濯槽の洗浄方法8ステップ!

 

重曹は昔から洗剤替わりに使われたり、

ふくらし粉として使われ、生活に身近な

万能アイテムとして使われてきました。

 

また、弱アルカリ性の為、酸性の汚れを

中和する事で洗浄、消臭効果を発揮してくれます。

 

具体的な手順としては以下の通りです。

 

ステップ1:ゴミ取りネットなど付属品を外す

ステップ2:少し熱めのお湯を一杯に入れる

ステップ3:重曹を約1カップ(200㏄)入れる

ステップ4:「洗濯」モード(すすぎ、脱水はしない)で洗濯機を回す。

ステップ5:1晩置いておく

ステップ6:汚れが剥がれて浮いているので、ネットで救う

ステップ7:再度「洗濯」モードを選んだ後、すすぎ→脱水を繰り返す

ステップ8:洗濯槽を乾燥させる

 

1晩置いていく事で、重曹が汚れを

ゆっくりと中和し、分解してくれます。

 

また、洗濯槽を乾燥させるのは

再度カビが発生するのを防ぐため。

 

1日半近く洗濯が出来なくなりますが、

清潔な衣服や生活を守る為、準備期間を設けて下さい。

 

 

洗濯機のカビ取りに重曹を使うメリットとデメリット!

 

今回ご紹介した方法は重曹を使用しますが、

検索すると他にも様々な方法が存在するようです。

 

それでは、重曹を使う場合のメリット、デメリットは

どんなものがあるのかまとめてみました。

 

・メリット

 

①人体に優しい、環境に安全

重曹は純度によりますが、ふくらし粉にも

使われる程身体にとって安全です。

 

洗濯槽に残った重曹が衣服についても

肌荒れなど起こす心配はありません。

 

また、洗浄後の排水も環境汚染には

繋がりません。エコな洗剤なんですね。

 

②コストパフォーマンス

重曹は2㎏で500円程で購入できます。

一回の使用量が約200gなので、一回に

使用する金額は約50円。非常にお安く掃除が出来ます。

 

③消臭効果がある

洗濯機からする嫌な臭いの原因は、

脂や汗、カビなどが原因です。

これらの臭いの原因は酸性の汚れなので

弱アルカリの重曹は臭いを中和してくれます。

 

・デメリットは?

 

①水に溶けにくい

重曹は水に溶けにくく、50度位のお湯を

準備しなくてはいけません。

浴槽の近くならばシャワーのお湯を入れればいいのですが

そこに一手間かかってしまいます。

 

②洗浄力が弱い

 

次亜塩素酸ナトリウムやカビキラーといった

強力な洗剤、漂白剤に比べると、洗浄力が

劣るというのはデメリットです、

 

重曹には酸性の汚れを落とす力はあるものの

カビを除去する効果はありません。

 

その為、洗濯槽の雑菌を増やさないようには

出来ますが、汚れのひどい洗濯機は重曹だけでは

完全に汚れを落とす事は出来ません。

 

ドラム式洗濯機に使用不可

最近主流のドラム式洗濯機は、水をすくう事が

出来ない為、重曹による掃除が出来ません。

また、重曹は水に溶けにくい為、

詰まりの原因になったり、センサーが異常を

探知したりします。

 

 

洗濯機のカビ取りに重曹が向かい理由はズバリ洗浄力の弱さ(汗)

 

重曹を使って洗濯槽を掃除する

メリット、デメリットを見ると、

今回のテーマであるカビ取りには

重曹は向いていないように思います。

 

重曹は手間と時間がかかる割には、

洗浄力が弱くちょっと頼りないんです(汗)

 

カビ汚れには、酸素系、塩素系の

専用クリーナーを使った方が、効果的のようです。

 

ただ、重曹を使った洗濯槽の掃除にも

上記で上げたメリットがあります。

 

個人的には手間と時間がかかる割にメリットが

弱いように感じますのでオススメはしませんが、

試して見たい方は一度は試して見ても良いかもしれません^_^;