玉ねぎがとんでもなく高い!?衝撃の原因は●●!今後の見通しは?

 

料理の主役にもわき役にもなる玉ねぎ。

いろいろな使い方ができて便利ですよね。

そんな玉ねぎ、今日スーパーにいったらとんでもなく高かった!

 

去年の倍の価格になっている!

という声があちこちで聞こえています。

実は、玉ねぎの価格は去年の倍近くになっています。

 

この記事では、玉ねぎが高い原因をはじめ、

農家の現状といつ安くなるのかを解説していきます。

 

目次

 

 

玉ねぎが高い原因は?実は去年の●●の影響だった!

 

 

玉ねぎが高い原因は、「去年の猛暑で玉ねぎが育ちにくく、

玉ねぎの流通する量が去年より減ったから」です!!

 

本当に玉ねぎは料理の際には重宝しますのでこまりますよね(汗)

ではいつまでこの「玉ねぎが高い」状態が続くのでしょうか?

答えは玉ねぎの流通の仕組みを知ることでわかります。

 

 

玉ねぎの流通の仕組み!これがわかればいつ安くなるかもわかる!

 

 

玉ねぎが一年中流通しているのは、以下の仕組みによります。

・北海道で玉ねぎを収穫する

・倉庫に保管しておく

・次の年に流通させる

 

つまり、市場に流通しているのは1年前の玉ねぎです。

保存管理のできる玉ねぎならではの特徴ですね(^^)

 

しかしながら、去年は北海道産の玉ねぎは通年の7割ほどしかできませんでした。

猛暑により枯れてしまったり、変形してしまったりして

市場に出せなくなってしまったのです。

 

つまり、去年の不作が1年たって今年の玉ねぎの流通に影響したということです。

逆にいえば、今年玉ねぎが豊作ならば来年はいつも通りに流通するということ。

玉ねぎは少なくとも来年には安くなると言えるでしょう。

 

猛暑の影響を受けなかった地域の玉ねぎは?ほかにも玉ねぎが不足している原因2つ!

 

 

北海道産の玉ねぎは猛暑により不作だったとわかりました。

ではそれ以外の地域はどうだったのでしょうか?

 

例えば、反対側の九州でも玉ねぎは作られています。

この玉ねぎを市場に流通させればよいのではないか……

と思いますが、そうはいきません。

 

なぜなら玉ねぎは消費者以外にも業務用で使う必要があるからです。

玉ねぎはスーパー以外にレストランや給食など、業務用での使用が多い野菜なんです。

春先にスーパーに出回るはずだった玉ねぎは、

レストランや給食などに先取りされてしまいました。

 

よって、猛暑の被害を受けた北海道産玉ねぎ以外でもスーパーに並ばない

ということになってしまったのですね。

 

とはいえ、この先ずっと玉ねぎが高いなんて困りますよね。

実はもうすぐ玉ねぎが安くなる可能性があるんです。

 

 

玉ねぎはいつ安くなるの?来年より早い可能性も!

 

 

ここまで解説してきたのは、玉ねぎでも「国産」玉ねぎでした。

国産玉ねぎはもうすこし価格が高いままのようですね。

 

では外国産を含めるとどうでしょうか?

答えは、「もうすぐ安くなる」です!

コロナ禍で減産していたニュージーランドや、

ロックダウンで輸出が規制されていた中国産の玉ねぎが輸入されはじめています。

玉ねぎ全体でいう価格高騰はもうすぐ終わると言えそうですね。

 

 

まとめ

 

 

ここまで玉ねぎが高い原因といつ安くなるかを解説してきました。

まとめると以下の4ポイントです。

 

・玉ねぎが高いのは、前の年の猛暑で不作だったから

・玉ねぎは前の年の収穫が次の年に流通する

→前の年の出来高が今年の流通量、流通量が価格になる

・消費者だけでなく業者も玉ねぎが必要

→消費者の分を業者が仕入れてしまって高値が続くことも

・輸入玉ねぎが増えつつあり、玉ねぎ全体の価格はもうすぐ戻る

 

なぜ高いか、いつ安くなるかがわかると安心して買い物できますね。

野菜の流通する仕組みを知ることで、価格への理解を深めることができます。

安くておいしい玉ねぎを味わえるまであともう少しの辛抱です。