SNSでのトラブルに巻き込まれない為の解決策!必読!?
あなたが日頃スマホで使っているアプリ。
その中で利用者が情報を発信できたり、
コミュニティを作れるサービスをSNSといいます。
SNSとは、Social Networking Serviceの略で
YoutubeやInstagram、LineなどがSNSにあたります。
もはやSNS無しでは生活が成り立たないほど
私たちの生活に浸透しているSNSですが、
誰もが情報を発信できるがゆえに様々な
トラブルが発生しています。
プロレスラーの木村花さんが自ら命を絶ってしまった
痛ましい事件は、あなたも覚えていますでしょう。
木村さんがそうなる前、SNSには多数の誹謗中傷の
書き込みがありました。一方、多数の誹謗中傷が
あったにもかかわらず、特定されたのはわずか2人、
罰則も僅かな科料という結果になりました。
他にもバイト先で悪ふざけをした動画を、
SNSにアップロードして炎上、個人特定までされた
バイトテロ、個人特定によるストーカー行為などが挙げられます。
このようなSNS上でのトラブルを回避する解決策は
まずネットリテラシーを上げる事です。
インターネットの情報、事象を正しく理解し、
それを適切に判断、利用していく能力を指します。
生活から完全にSNSを断ち切るのは難しい現在、
SNSからのトラブルを避ける解決策を次の章で
ご紹介していきます。
目次
誰でもできるネットリテラシーをあげる方法3選!
まずは自分の投稿に対して出来る解決策としては、
①個人情報の流出を避ける
②投稿の公開範囲を制限する
③投稿内容の線引きをする
この3つが挙げられます。
①個人情報の流出を避ける
「自撮り」「インスタ映え」という言葉がある通り
写真をSNSに上げるのは主流の使い方になっています。
しかし、自宅や背景、制服やSNSのプロフィールから
個人が特定されてしまう事があります。
個人を特定されたくない方は、自宅や勤務先での
写真を公開しない、また、携帯電話の位置情報を
無しにして場所の特定を防ぎましょう。
②投稿の公開範囲を制限する
SNSは誰でも投稿できる反面、誰もが閲覧出来ます。
不用意な発言、投稿で炎上するのは世界中の人が
閲覧でき、様々な意見を持っているからです。
設定する機能が付いています。
不用意な発言をしてもあらかじめ
投稿の公開範囲を友達のみにしておき、
炎上を避けるという事。
また、知らない人からの友達申請は全て断るなど、
自分の意見を伝える範囲を限定するという事です。
③投稿内容の線引きをする
Twitterは気軽に呟けるという点が特徴です。
しかしその分、不用意な発言で叩かれたり
誹謗中傷を受けたりしやすいメディアです。
「バカッター」という言葉がある通り、
考えなしで投稿しないように自分で線引きを
する必要があります。
例えば政治的、セクシャルに関する意見、
宗教に関する話題は避け、自分の投稿を上げる前に
一度チェックしてみてみる事も必要です。
SNSのトラブルに対する罰則について
皆様は侮辱罪という言葉を聞いたことがありますか?
あまり知られていない罪名だと思いますが、
SNSが根付いている現在の私たちの生活に
非常に密接している犯罪と言えます。
どんな罪なのかを、刑法の文章で説明すると、
「事実を適示しなくても、公然と人を侮辱した人」に
対して下される刑罰です。
SNSのトラブルで何が侮辱罪に当たるのかというと
・SNS上での発言に対する炎上
・ネット上での個人情報の漏洩
・口コミサイトでの悪評価、悪口
こういった問題で「侮辱罪」に問われる事が多いのです。
木村花さんの問題を契機に、侮辱罪の法定刑が
厳罰化されました。
30日未満の拘留→1年以上の懲役
1万円未満の科料→30万以下の罰金
公訴時効1年→公訴時効3年
まとめ
申し上げた通り、SNSは私たちの生活に
無くてはならない存在になっています。
しかし、誰もが投稿し、閲覧できる事、
また匿名性もあることにより、様々な
トラブルが生まれてきています。
時には、人の命を奪いかねないツールである事、
自分の社会的地位を失墜しかねないツールである事、
不用意な発言で多くの人を傷つけてしまうツールである事を
理解して使用しなければいけません!
SNSのトラブルに巻き込まれないためには
自分で何ができるのか?
この記事がその一助になれば幸いです。