ベビーカーと抱っこ紐はどっちがいいの?使い分けるタイミングは?

新生児を過ぎたら少しずつお外に出る機会が増えますよね。

外気浴ぐらいなら抱っこでベランダや玄関に出られるけど

お散歩やお出かけの時にはどうやって連れていけばいいの?

と悩んでるママ、パパも多いのではないでしょうか。

 

また、妊娠中でベビーグッズを準備しようにも

ベビーカーと抱っこ紐って両方必要なの?と疑問に思っている方にも

ベビーカーと抱っこ紐の使い分けを

分かりやすく解説したいと思います。

 

目次

 

抱っこ紐の種類

まずは抱っこ紐の種類からお伝えします。

 

抱っこ紐と一概に言っても様々なタイプがあることを

ご存知でしょうか?

 

  1. キャリータイプ

街の中で1番多く見かけるキャリータイプ。

肩と腰のベルトで固定するので体の負担が少ないです。

キャリータイプは対面、前向き、おんぶなど

様々な場面に使い分けができ、

新生児期から3歳ぐらいまで使うことが出来るので

多くの人から支持されている抱っこ紐です。

 

ただし、首が座るまでは首を支えるための

補助具をつける必要があります。

 

デメリットとしては、大きめになるので

持ち運びの際に荷物になることや

商品価格が高めと言った点が挙げられます。

 

 

  1. スリング

幅の広い布をたすき掛けにして

赤ちゃんを横抱きにするタイプです。

 

安価でお手入れが楽、持ち運びに便利、

ファッションの邪魔をしないデザインなど

2000年頃から人気になっているスリングタイプ。

 

キャリータイプと比べると

片方の肩に赤ちゃんの体重が掛かるので

長時間の使用は厳しい商品です。

 

 

  1. ベビーラップ

幅が広く長い1枚の布を巻き付けて使用するタイプで

装着者との密着率が高く、赤ちゃんに安心感を与えられると

人気の抱っこ紐です。

 

体に巻きつけるため、赤ちゃんの体重が分散されるので

スリングタイプよりも体への負担が少ないです。

 

その分、巻き方をマスターするまで

装着に時間がかかるというデメリットもあります。

 

  1. ヒップシート

キャリータイプに台座が付いているタイプや

台座だけのタイプ、着脱可能なタイプなど

ヒップシートでも複数の種類があります。

 

ヒップシートのメリットは赤ちゃんの乗り降ろしが楽。

エストポーチ型の台座のみのヒップシートは

歩けるようになったお子さんとのお散歩で大活躍です。

 

デメリットは、台座が着いている分大きくなるので

持ち運びに不便であることや

腰ベルトが太いので座りにくいなどの点が挙げられます。

 

 

 

ベビーカーの種類

次にベビーカーの種類も確認していきます。

ベビーカーは大きくわけてA型とB型に分けられるので

それぞれの特徴をお伝えします。

 

  1. A型ベビーカー

新生児期から使えるベビーカーです。

背もたれの角度が150°まで倒すことが出来るので

首が座る前の赤ちゃんでも寝転んだ状態で

乗せることが可能です。

 

A型タイプは対面式、背面式と切り替えられるものが多いので

成長に合わせて切り替えられるのも嬉しい点です。

 

しかし、赤ちゃんに地面からの衝撃を少なくするために

サイズが大きく重たいものが多いので

持ち運びや操縦が大変というデメリットがあり、

ある程度大きくなったらB型に切り替える方も多いです。

 

  1. B型ベビーカー

背もたれが100°のベビーカーなので

7ヶ月頃から使用出来るベビーカーです。

 

軽量で持ち運びしやすく、お値段も安いので

2つ目のベビーカーとして選ばれています。

 

B型ベビーカーは対面式はなく、軽量化されているので

A型ベビーカーの様にクッション性や機能性が少ないです。

 

 

  1. AB型ベビーカー

A型ベビーカーとB型ベビーカーの

いいとこ取りをしたタイプのAB型ベビーカー。

 

厳密に言うと、こちらもA型ベビーカーに分類されますが

軽量化され、長期的に使えるものとして

わかりやすくAB型と表記するお店もあります。

 

 

 

抱っこ紐とベビーカーの使い分け

抱っこ紐、ベビーカーにも様々な種類があり、

ご自身のライフスタイルや赤ちゃんの成長に合わせて

必要な商品を選んでもらえればと思います。

 

それではここから本題の使い分けについてです。

 

使用する抱っこ紐のタイプによりますが、

長時間の使用は体に負担がかかる。

夏は密着して暑い。

この2点が大きな問題になります。

 

そしてベビーカーのデメリットは

バリアフリーが無い環境では使いにくい。

子供が成長したら大人しく乗ってくれない。

雨が降ったらレインカバーが必要。

などが挙げられます。

 

この点を踏まえて考えていくと、

長時間のお出かけにはベビーカーを選び、

バリアフリーが無いことが予想される場所であれば

抱っこ紐を持って行っておくと

1人でも安全に赤ちゃんを運ぶことができます。

 

それでも抱っこ紐で赤ちゃんを抱きながら

他の荷物を持って、ベビーカーを抱えて階段を昇り降りするのは

本当に重労働で、夏場では地獄でした・・・。

ママ、パパの体のためにも遠回りしてでも

エレベーターやスロープがある場所を選ぶことをオススメします。

 

 

次に、夏間の抱っこ紐の使用はお互いに暑いので

なるべく避けたいところです。

最近では赤ちゃん用の保冷剤やベビーカーに取り付けられる

扇風機なども売っているので併用するといいですね。

 

抱っこ紐はお互いに暑いですが、

ベビーカーは大人よりも地面に近くなるので

地面からの熱と、ベビーカーの通気性の悪さにより

ベビーカー内がとても暑くなります。

 

冷却しながらも汗の量や顔の赤さなど見て

涼しい場所に移動したり、抱っこしたり

暑さ対策には十分気をつけてくださいね。

 

 

子供が歩けるようになると

ベビーカーに大人しく乗ってくれなくなります。

なのに出かけると歩くのも嫌。抱っこ。

 

そんな時に便利なのが、ヒップシートです。

 

台座に乗せるので腕は疲れませんし、

また降りたい!となってもすぐ対応できます。

 

エストポーチ型のヒップシートは

台座の下に荷物が入れられるので

ちょっと近くにお出かけの際に便利です。

 

 

最後に雨の日のベビーカーはレインカバーを付けていても

下からの跳ね返りなどで濡れていないか、

傘をさしながらのハンドル操作の難しさ、

歩道で人と対抗する時に狭くないか、

などデメリットが多いので、私は抱っこ紐で

傘をさして、足が濡れないようにカバーをかけていました。

 

 

まとめ

ベビーグッズは必要なものが多い上に

各種類が多すぎるので選ぶのも大変ですよね。

 

さらに成長に合わせて使えなくなるものや、

準備しても使わなかったものもあり、

高かったのにー!と悔しい思いをすることもありました。

 

同じようなグッズでも使い分けをする事で

より快適に過ごせるようになるので

少しでも参考になればと思います。

 

お出かけが楽しくなる抱っこ紐、ベビーカーの使い分けを!