マイクロチップが義務化で罰金は●●●!?外国の例も調査!

 

ペットの体にマイクロチップを埋め込み、管理する。

2022年6月から着用が義務付けられる法律です。

とんでもない!と感じる人もいれば、

迷子になるよりは安心、と感じる人もいますよね。

 

ペットのマイクロチップ装着義務化について、

この記事では3つの視点で解説します。

・どんなペットが義務化の対象なの?

・つけないと罰金がかかる?いくら?

・つけるメリット、デメリット

・すでに実施している外国の例を調査!

 

これから「あたりまえ」になる法律なので、

内容をしっかり知っておきましょう。

 

 

目次

 

 

どんなペットが義務化の対象なの?

 

義務化の対象になるのは

2022年6月1日以降にペットショップなどで販売される動物のみです。

飼い主は購入から30日以内に名前や住所を登録する義務があります。

 

それ以前に購入したペットはどうでしょうか?

答えは、「義務ではない」です。

2022年6月1日以前に購入したペットに対するマイクロチップ装着は、努力義務です。

 

つまり、「やってほしいけど、飼い主に決断をゆだねる」ということですね。

ちなみに、動物愛護団体などからゆずりうけたペットには

2022年6月1日以降であっても装着義務はありません。

 

 

つけないと罰金がかかるの?いくら?

 

今回義務になるのは「マイクロチップの装着」です。

このマイクロチップの装着は、ペットを販売するお店やブリーダーがおこないます。

よって、買う側の私たちが罰則を受けることはほぼないといえます。

罰金額の情報もありませんでした。

 

 

つけるメリット、デメリット

 

ここではペットにマイクロチップを装着するメリットとデメリットを紹介します。

メリットは大きく分けて2つあります。

 

①「いなくなっても見つけられる」こと

 

ペットは目を離したすきに逃げてしまったり、

災害など思わぬ理由で離ればなれになったりします。

このようなときに飼い主とペットをマッチングしてくれるのがマイクロチップです。

 

②「飼い主に責任を問うことができる」こと

 

ペットを購入したものの、育てきれず捨てる人がいるのは事実です。

マイクロチップに飼い主の情報を登録すれば、捨てた人がわかりますよね。

そうなれば、安易な気持ちでペットを飼う人は減るはずです。

結果的に、捨てられるペットの数が減少することが期待されます。

 

デメリットとしてあげられるのは?

 

マイクロチップを装着しても、飼い主が情報登録しなければわからない」ことです。

 

マイクロチップを装着した状態のペットを購入し、

そのあと飼い主がデータベースに個人情報を登録して初めてペットと飼い主がつながります。

逆に言えば、買ってからデータベースに登録しなければわからないままなのです。

この「購入後に情報登録する」動きがどれだけ見られるかが重要ですね。

 

 

すでに実施している外国の例を調査!

 

ペットのマイクロチップ装着をすでにおこなっている国があります。

それはイギリスです。

 

2021年11月に、飼い猫を含むすべての猫にマイクロチップ装着を義務化しました。

イギリスの場合、違反すると最高500ポンド(約7万5000円)の罰金が課されます。

こちらの方が、罰金も含めてより厳しく感じますね。

 

 

まとめ

 

「ペットへのマイクロチップ装着が義務になる」

もうすぐ実施される法律ということで注目度の高い話題でした。

 

物を埋め込むことに対して批判の声もありますが、

義務化された以上、その意味とメリットにも着目したいですね。

 

飼い主に会えないまま殺処分されるペットや、

飼育放棄されるペットがこれ以上増えないためにも、

飼い主となる私たちひとりひとりがペットを大事にしていける

そんな社会になることを願っています。