告別式に参列すべき関係はどこまで!?告別式と通夜の違いも紹介!
私の年齢は30代半ば。
この年になると祖父母はもちろん、
学生時代の恩師や元同僚も高齢になりつつあります。
なので「いつ誰かとお別れするときがくるかわからない」という不安を感じています。
とはいえ、本当にその時期がきたら、
きちんと受け入れてお別れをいいたいものです。
そこで今回は、告別式に参列すべき関係者の範囲は決まっているのか?
また通夜と告別式はどう違うのか?を調べてみました!
目次
告別式に参列する関係者の範囲はどこまで?
初めに、告別式に参列する関係者の範囲には、
明確な決まりはありません。
なぜなら、亡くなられた方が遺言書を残しており、
告別式についての意向が書かれていたのなら、
その意向に沿って選ばれるからです。
もし、本人の意向が示されていない場合は、
遺族側が参列する人を選んでいるようですね。
では、もし参列するかしないか迷ったときにはどうすれば良いのか、
亡くなられた方との関係別に参列の目安をご紹介しましょう。
親族だとどこまでの関係が参列するべき?
まず、親族が参列する場合、一般的には
三親等以内までが目安とされています。
ちなみに、三親等とは次のような間柄を意味します。
- 曽祖父母
- 祖父母
- 父母
- 子
- 孫
- ひ孫
- 兄弟姉妹
- 甥・姪
- 叔父・叔母
ただし、特別仲が悪くて生前の交流がなかった場合は、
嫌なことを思い出して残った家族ともめ事になる可能性もあるので、
参列しない方が良いですね。
逆に生前の交流が深かった場合は、
三親等でなくても参列した方が良いとされているようです。
友人・知人だとどこまでの関係が参列するべき?
次に、友人・知人の場合、
遺族から連絡があればもちろん参列するのが望ましいです。
しかし、最近はSNSの普及により、
遺族からの連絡がなくても人づてに亡くなったことを知る場合もありえます。
その場合、勝手に参列しようとすると遺族に迷惑をかけてしまうかもしれません。
もしかすると、家族のみの葬儀を考えているかもしれないので、
まずは遺族に連絡を取ることが大切です。
また、私は幼い頃、
友人に連れられてあまりお世話になった記憶のない先生の告別式に参列したのですが、
なぜ参列しているのか理解していないが故に式場を走り回って迷惑をかけてしまいました。
そのため、関係性があまり深くない場合、
告別式への参列はなるべく控えた方が良いように思います。
勤務先の関係者だとどこまでの関係が参列するべき?
そして、自分の勤務先の関係者が亡くなった場合、
参列するのが望ましいのは次の三つの関係です。
- 直属の上司
- 同僚
- 部下
ただし、こちらも遺族が親しい人のみで行うことを考えているケースがありますので、
迷惑にならないよう、事前に関係性を遺族に連絡し、
参列の有無を確認することが重要です。
通夜と告別式の違いは?
ここまで告別式はどこまでの関係が参列するべきかについて説明してきましたが、
通夜と告別式はどう違うのか気になりますよね。
通夜とは、亡くなった方と生前親しかった人たちが別れを惜しみ、
最後の夜を過ごす儀式のことを意味します。
これに対して、告別式は亡くなった方とゆかりのあった人たちが、
最後のお別れを告げる儀式のことをいいます。
そのため、親族で亡くなった方と親しかったのであれば、
通夜と告別式の両方に参列し、
知人や勤務先の関係者であるなら告別式のみに参列するのが良いようです。
といっても、仕事の都合でどうしても告別式への参加が難しい場合もありますよね?
その場合は、知人や勤務先の関係者であっても、
夜に行われる通夜に参加するのは可能なようですよ。
まとめ
告別式も通夜も、
亡くなった方に別れを告げ、
安らかな眠りにつけるようにお祈りする儀式です。
そのため、遺族と参列者がもめたり、
参列者が不適切な振る舞いをしたりして、
迷惑をかけることは避けたい物ですよね。
私も今後に参列する際には、
生前の関係性や遺族の意見をしっかりと考慮した上で、
悔いが残らないようにきちんとお別れをいいたいと思います。