子供の一人暮らしが不安!?最低でも抑えておきたい3つのポイント!
子供が進学や就職を決める際、
親としては「なるべく実家から通えるところを選んでほしい」と願うもの。
しかし、私は就職先が遠くて24歳から4年間一人暮らしをした結果、
掃除や洗濯などの家事を自分でやることが自立につながったので、
あえて若いうちから一人暮らしを経験しておくべきではないかと感じています。
そこで今回は、子供が一人暮らしをする中で、
子供のために親が最低でもここだけは抑えておきたい!って言う、
3つのチェックポイントをご紹介いたします。
目次
チェックポイント①:部屋の掃除に関しての不安
1つ目に、子供が一人暮らしを始めると、
部屋が汚いのが心配で、
頻繁に掃除をしに行きたくなりますよね。
これは、親子で事前に話し合って子供の了承を得ているのであれば、
悪いことではありません。
実際に私も自分一人ではなかなか掃除が行き届かないだろうとわかっていたので、
母親に月に1回掃除に来てもらっていました。
ただし、部屋が汚いのはずぼらだからではなく、
家で過ごす時間を学習に充てたかったり、
私のように残業が続いて掃除をする時間がなかったりと、
子供なりの理由があります。
そのため、私の母親のように、
むやみやたらに「汚い」と怒るのは避けましょう。
靴をそろえる・決まった場所に物を戻すなどといった
社会人としてのマナーはきちんと教えるべきですが、
汚れについては子供の生活リズムも考慮しながら大目に見てあげられると良いですね。
チェックポイント②:食生活に関しての不安
次に、一人暮らしを始めると好きな物や簡単なものばかりを食べて、
食生活が崩れる傾向にあります。
私自身も昼食に至っては、
仕事のスケジュールがびっしりでゆっくり食べている時間がなかったため、
もっぱらカップラーメンを食べていました。
でも、電話で近況報告をする際などに、
「ビタミンを取るためにカボチャ」、「カルシウムのために牛乳」など、
栄養素についてのアドバイスをしてくれていました。
そのため、自分から「今日は●●が足りないんじゃないか」と、
栄養バランスを考えながら朝と晩は健全な食事ができるようになりました。
「惣菜やレトルト食品は使うな」と厳しく言う必要はありませんが、
「カルシウムを取るために牛乳も飲むといいかもよ」というように、
会話の流れで栄養バランスを考える機会を与えてあげられると良いですね。
チェックポイント③:政治などの話題に関しての不安
そして3つ目に、実家暮らしだと食事の際などに、
家族みんなでテレビのニュースを見ながら語り合うこともあると思いますが、
一人暮らしになると自分が興味のある情報にしか触れなくなることが懸念されます。
実は私も一人になるとテレビのチャンネル権は全て自分が握れるし、
親もそこについてはノータッチでしたので、
時事問題に関しては話題を振ってくれた人のオウム返ししかできなくなっていました。
しかし、結婚を決めた恋人が、
会話の際に抜き打ちで時事問題について私の意見を求めることが多かったため、
意見を対立させることで「時事問題っておもしろい」と思えるようになりました。
ですから、子供の家に掃除をしに行くときや、
近況報告で電話をするときには時事問題について、
「このニュースについてどう思うか?」と親子で考える時間を作るべきだと思います。
本音ベースのやりとりをすることで考える力が身につき、
自然と好奇心に火が付いて
自分からニュースに触れるようになるでしょう。
まとめ
部屋の掃除がきちんとできるのか、
バランスの良い食事が取れるのかなどの不安が多いので、
自分の子供には一人暮らしをさせたくないと思うかもしれません。
でも、親が歳を取ってくれば依存し続けることはできないので、
一度一人暮らしをさせてみることは、
「自分はぬるま湯につかっていた」と気づける良いきっかけになると思います。
本記事を参考に、
親子で納得した上で自立につなげるサポートをしてあげられると良いですね。