熱中症がまだ6月なのに多い理由とは!?対策方法も徹底解説!

 

夏が近づいてくると、じわじわと暑さを感じますね。

初夏の5月が終わり、6月にはいったあたりから汗ばむことがふえてきます。

タンスの中身を半袖に入れ替えたり、日焼け止めを塗り始める人も多いでしょう。

 

とはいえまだまだ夏本番からは遠いイメージですよね。

上着を着たり、朝や夜は冷え込むことも多い6月。

熱中症と言っても、まだまだ先の話だよね…

そう思っていると、危ないかもしれません。

 

この記事では、熱中症が6月に多い理由と対策を解説いたします。

この記事を読んで、たのしい夏を過ごしましょう。

 

目次

 

 

熱中症6月に多い理由!原因は「最近暑くないから」ってホント?

 

熱中症が6月に多いのは、体が暑さになれきっていないためです。

見出しに書いた「最近暑くないから」を例に解説いたします。

 

6月より以前といえば、あたたかくなってきた春や新緑がひろがる5月など…

あまり「暑いな」と感じる機会はありません。

 

そこで急に暑くなってくるのが6月です。

これまで涼しい環境に慣れてきた体は、25度ほどの気温でも負担になります。

 

熱中症と言えば、30度を超える日や炎天下でのスポーツ、といったイメージがありますが

実は20度台や激しくはない運動をするだけでも、

涼しい環境に慣れてしまった体には大きな負担になっているということです。

 

 

6月に増える熱中症、有効な対策は?

 

警報がでるほど暑くなくても、熱中症になるリスクがあるとわかりました。

有効な対策として挙げられるのは、以下3つです。

 

・水をこまめに飲む(のどが渇いていなくても)

・日陰で休む、日光にさらされる部分を少なくする(帽子、日傘など)

・しっかり睡眠をとる

 

水をこまめに飲んだり、日陰で休む、露出の少ない服を着るなど

その場でできる対策はぜひとりたいですね。

 

しっかり睡眠をとることに関しては、日ごろから気を付ける必要があります。

熱中症対策には、その場で対策することも大事ですが、

毎日の習慣から気を付ける必要があるとわかりました。

 

 

熱中症気味だと感じたら?危ないと思ったらすぐやるべきことはコレ!

 

どれだけ熱中症対策をしても、なってしまうことはありますよね。

冒頭でご紹介したように、6月に思わず熱中症になってしまうリスクもあります。

 

ふらふらする、体が熱い……自分がそうなったとき、相手がそうなったとき、

まずすべきは「とにかく体を冷やす」ことです。

氷や水があれば使いましょう。コンビニで入手することもできます。

効果的に体を冷やせるポイントは、以下3点です。

 

・首の両脇

・脇の下

・大腿の付け根の前面

 

注意したいのは、冷やす時に直接氷を当てないことです。

あまり冷えすぎると、凍傷になることがあるからです。

タオルやハンカチを通して、じんわり冷えるようにしてあげましょう。

 

熱中症の応急処置を知っておくことで、いざというときにも慌てず対処できますね。

 

 

まとめ

 

ここまで6月に熱中症が多い理由と対処法、

その場ですぐに対処する方法もあわせてご紹介してきました。

 

熱中症と言えば真夏のイメージがあるだけに、

6月に熱中症になる可能性があるというのは驚きでしたね。

 

6月といえば、梅雨に入る前の最後のおでかけシーズンでもあります。

ちょっと遠出をした日や、楽しくハイキングをする時にも

「6月でも熱中症になるリスクがある」

と知っておくだけで、熱中症になるリスクは低くなります。

 

せっかくの楽しい夏を迎えるのに、倒れてしまったあげく

「まさかこんな時に熱中症になるなんて!」

と病院のベッドで後悔……なんて、嫌ですよね。

 

記事の中でも紹介した対処法を日頃から意識しておこなうことで、

蒸し暑い6月と、その先に待ち受ける暑い夏も元気に過ごせるようにしましょう。