イヤイヤ期スタート!?ご飯食べない1歳半の対策は?

 

ついこの間まで置いた所から動かない赤ちゃんだったのに

気がつけば歩くし、踊るし、言葉も覚えるし。

子供の成長は早いですね。

 

この頃のママ、パパを困らせる成長が

イヤイヤ期のスタートではないでしょうか?

 

いつどこで覚えたのか「イヤ!!」

初めは可愛いと思って対応しても、

毎日となると疲労が溜まりますよね。

 

その中でもご飯のイヤイヤ!への対策を一緒に考えていきましょう。

 

目次

 

 

イヤイヤ期はなぜ始まる?

みんなが通る道とは言え、親としては長くツラいイヤイヤ期。

イヤイヤ期が始まる原因を知ることで理解が広がれば

「なるほど、今はそういう時期ね」と

広い心で過ごせるようになる期待を込めてお伝えします!

 

少しずつ大人になるために成長している子供たちですが

まだまだ体も心も脳も未発達です。

その中でも「前頭前野」と言われる大脳の前側の発達が関係しています。

 

この前頭前野とは、「考える」「判断する」「感情をコントロールする」「記憶する」などの働きをしています。

 

そこが未発達のために、本能のままに生きているのです。

 

そして1歳半の頃には自我がハッキリと芽生えてくるので

自分がしたい事と違う事を言われると

「イヤイヤ!!!」が発動するのです。

 

 

ご飯、イヤ!への対策

まだイヤ!が言えない子供でも

手足をばたつかせて席に着かなかったり

出したご飯をひっくり返さえたり投げられたり・・・。

 

ママ、パパもイライラしてしまう前に

以下のことを実践してみはいかがでしょうか。

 

  1. 子供が好きな食材をメインに

子供だって好きな物を食べたい!

 

栄養バランスを考えて一生懸命準備しても

食べてくれなかったら元も子もありません。

 

子供の半分は偏食になると言われているので

1品は好きな食べ物を入れてみるのはいかがでしょうか。

それだけで「食べるぞ!」とスイッチが入って

他のお料理にも手をつけてくれる事があります。

 

うちの子はさつまいもが大好きだったので

必ず炊いたさつまいもを乗せて出していました。

 

目に見えるともっと!と欲しがってしまうので

残りのさつまいもは見えないように仕舞ってから

食事をスタートする対策をしていました。

 

  1. 食べさせる人や場所を変化

ママは甘えていい人と認識していると

イヤイヤが激しくなる事も多いです。

 

そういう時はパパにバトンタッチ!

状況が変われば「食べてみようかな?」と

気持ちに変化が出て食べ始める子もいます。

 

また、晴れた日のお昼には

レジャーシートとお弁当を持って

近くの公園や、家のベランダで食べてみると

楽しくなって食べてくれることも!

 

ママもパパもいい気分転換になるので

お外ランチはおすすめです。

 

  1. 自然に親が食べ始める

「見て見て!ママも食べるよ!」と声をかけて

自分の食事を始めることもいいですが、

当たり前のように目の前で親がご飯を食べていると

「自分も同じことをしたい」という気持ちで

食べ始める子もいます。

 

どうしても子供最優先で食べさせていると

ママもパパもお腹が空いてしまいますよね。

空腹時はイライラが積もりやすいので

ご飯いらない!をされてしまうと怒ってしまうことも。

 

離乳食の時のクセで子供だけが食べる時間と

大人が食べる時間を切り離しているご家庭であれば

ぜひ同じタイミングで食べ始めることをおすすめします。

 

  1. 食べない時は下げる

全く食べずに遊び出したり

激しく泣いて食べようとしなかったりすると

無理に食べさせるべきなのか

終わりにするのか判断に悩みますよね。

 

そういう時は「もうおしまいにしてもいい?」と

問いかけてみましょう。

なんの反応も無ければ、1度下げてしまいます。

 

後から「食べたい」と意思表示してきた時に

きちんと目を見てお話をして、

「ご飯は決まった時間に食べる」という

基本的な事を優しく教えてあげてから

食べさせてあげてください。

 

  1. おやつばかり食べたがる

おやつの味を知ってしまった子供は

ご飯よりもおやつ!になってしまいがちですよね。

 

おやつは心の栄養なので

時間と量を決めてあげるのは大賛成です。

 

しかしおやつばかり食べてご飯を残すのは

大人になってもルール違反。

 

まだ言葉が通じないと思っても

親が思っているよりも理解している子供も多いです。

 

なので、おやつの時間に

「ご飯食べられなくなっちゃうから、これだけね」

ときちんと約束をする事が大切です。

 

「もっと!もっと!」と泣き出したり

イヤイヤの大爆発が起きるかも知れませんが

ここは親の忍耐力が試されるところです。

他の事に気を逸らしたり、

追加でフルーツを少しだけ与えたりすることで

おやつのあげすぎをコントロールしてみてください。

 

まとめ

毎日3食、栄養バランスや味付けを考えて準備するだけで

大人の食事よりも気を使う幼児食。

手間暇かけて作った料理を食べてもらえない時の

悲しみや虚しさは今でも忘れられません。

 

それでも一日の中でどこかで食べていればOK!

食事は楽しい時間であることを覚えて欲しくて

食べないことを責めないように心がけていました。

今ではこぼしながらも沢山食べてくれるようになり、

一時期の悩みはいつか終わるものだと実感しております。

 

「一日くらい食べなくても大丈夫!」

「お腹がすいたら食べる。本能だから」

 

これくらいの気持ちで過ごすと

ご飯イヤイヤキッズとの時間も

少しは気楽に過ごせるのではな

いでしょうか。